モントーヤのブログ

観た映画や読んだ本、健康などなど興味があることをテーマは決めず書いていこうと思います。

麒麟がくる:オリジナルキャラとの向き合い方

明智光秀を主人公とした戦国大河ドラマ麒麟がくる

日本歴史上屈指の大事件「本能寺の変」を起こした人物というだけでなく秀吉、信長、家康などなど戦国時代のスター大名が勢揃いする内容で非常に盛り上がっている。

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  1. 予想できないストーリーを演出できる。
    史実というネタバレ状態で物語を作っていかなくては行けない歴史物でオリジナルキャラはそれに縛られず、ストーリーに厚みをもたらしてくれます。例えば駒ちゃんに麒麟がくる話をした人を
    探すというテーマで前半はワクワクさせてくれました。
  2. 史実には載ってない展開の穴埋め
    光秀の出自はあまり資料がないらしく、美濃にルーツがあり斎藤道三に使えていたが、その後の10年ほどは割と謎に包まれているとのこと。麒麟がくるでは帰蝶のいとこという設定なので尾張に行くのが自然だが今回は菊丸の手引で越前に逃れることとなったという史実では足りない意味づけの役割をしてくれました。
  3. 当時の民衆の生き方を描く
    東庵先生の掛すごろくの話や、戦火に恐れる民衆など当時の民衆の戦国での暮らしや文化を伝えるのにモブキャラではなく、オリジナルキャラを通しての方がより、実感を持って観ることができます。伊呂波太夫は特に身分の高い人と一般人との架け橋のような存在で実はとても重要な役どころだと感じます。

というわけで、毎話ある駒ちゃんパートも楽しみましょう!!