モントーヤのブログ

観た映画や読んだ本、健康などなど興味があることをテーマは決めず書いていこうと思います。

映画感想:鬼滅の刃 無限列車編 予備知識ゼロで観るのはアリか?!

 

まだ漫画もアニメも観てない予備知識ゼロの人のために

公開初日で10億円の興行収益を叩き出した今年の超目玉作品。

前々からコラボやアニメが話題になってましたが、この映画公開のフィーバーですっかり時代を代表する作品となってしまいました。

 ドラゴンボールONE PIECEを継承するジャンプ漫画となったようです。

 ですが・・・ジャンプは既に大学生になってから20年以上前に卒業してしまい、晩年のドラゴンボールからONE PIECEまで一切スルー。

 そしてこの『鬼滅の刃』もスルーしてました。

 今回映画館のスクリーンを半分もジャックするほどのフィーバーぶり。そしてコロナに沈む映画館情勢の救世主にをレポートしてみたいと思い今回公開4週目に鑑賞したことをまとめたいと思います。

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 予備知識ゼロでいきなり観た感想は・・・

結論から入りますと「全然あり!!今からでも遅くない!観ろ!!そして後を追え!!」でした。

心揺さぶる熱い作品

これからそのワケを綴ります。

キャラがわかりやすく、後からでも十分感情移入できる

この映画はスターウォーズのオープニングや北斗の拳の前段のような説明はありませんが、主人公とその周りのキャラクターがしっかりと立っており、予習がなくても感情移入が出来ました。

簡単にまとめますと・・・

視聴者が感情移入しやすい主人公:竈門炭治郎

超絶強いヒーローであり名言製造機:煉獄杏寿郎

皆から愛され、許されるヒロイン:竈門禰豆子

流れを変える道化役:嘴平伊之助

女性好きな三枚目:我妻善逸

といったところです。

※初見での印象ですので、原作やアニメファンの方で違う!!とファンの方はご容赦ください。。ご指摘は歓迎します。

シンプルなストーリーで初見でもついていける

ストーリーはいい意味でシンプルです。

はっきりと別れた善と悪。善玉の鬼殺隊は家族や背景をしっかりと描写しているのに比べ、悪玉はなぜ人間を殺すか、鬼たちの関係性もほとんど描かれず悪側に感情移入をさせる余地を全く魅せません。

 最近の悪側にも感情移入をさせるような奥深さで魅せる作品が多くなっている中で逆に新鮮に移りました。

 むしろ鬼滅の刃をスタートで知るは丁度いいかも

 またこの映画はスピンオフではなくアニメの続編にあたるストーリーのようです。

 そのため2時間できれいに完結していました。そして登場人物もメインではそんなに多くないため、「これ誰?」という人は終わってみると少なかったです(いなかったとは言えませんが・・・)

漫画読者はネタバレ状態で観ている

 一方原作漫画は今年連載は完結したようで、映画のストーリーのほうはネタバレ状態でご覧になっているようです。

 よくある実写化映画などでは必ず原作との比較がやり玉に上がります。ファンである以上、どうしても比較してしまうのはしょうがないと思います。

 でも純粋に一つの映画作品として見る場合、これが障害になっているもの事実です。

 予備知識ゼロで観る人はまっさらな状態でかつそれを映画館というエンタメのベストな環境で楽しめるというのは幸せなことではないでしょうか!!

映像、音響に加え埋め尽くされた観客と観る旬な劇場体験

この映画の映像、音響ははっきり言ってすごく良かったです。

バトルシーンは大迫力。幻想シーンは鮮明できれい。

演出も素晴らしく、終わってみると大感動で最高のエンタメ体験でした。

もう一つ欠かせないのは、多くの観客の皆さんと観る映画体験です。

映画が始まる前、終わった後の周囲のお客さんの期待や感想のコメントを聞いたり、クライマックスで別のお客さん嗚咽の声を聞いたり。

 これも映画が盛り上がっていれば盛り上がっているほど、効果的な演出になります。

 私の劇場体験で印象に残っているのは後ろで5人ぐらい外国の団体のお客さんがキャーキャーワーワーと歓声を上げていた「エクスペンダブルズ」がすごく良かった。

 まだまだお客さんは入っているようですので、是非劇場に足を運んでもらいたいと思います。

 

体験してわかった教訓

今回、飛び込んでみてわかった教訓が3つありました。

未見だからスルー、食わず嫌いはもったいない

これまでの私ですと、

何となく観たい・・・でもアニメをチェックしてから観よう

となり、結局時間が取れなくてスルーということが結構ありました。

例えば、ハリーポッターシリーズ。

2000年代映画も原作も最高潮でした。

しかしあの映画は毎年2本前編、後編と公開するスタイル。

結局1本も観ずに終わりました。。。

しかし途中参加でも楽しめるかも!と今ここで飛び込む勇気も必要なのだと気付かされました。

流行っているものは旬なうちに体験したほうがいい

映画館での劇場体験はやはり旬なうちが一番楽しいことに気付かされました。

出来れば劇場公開週に時間をとって観に行くのが一番の旬。

そしてその時感じた多くの人との共感も楽しみのひとつだと気付かされました。

途中参加するなら映画から

ある程度流行りの遅れた状態で乗っかるには、映画は最高のタイミングと環境を提供してくれる媒体だと思いました。

 初見の人にも置いてけぼりしない配慮は当然されてますし、逆にネタバレしない状態で最高の環境で作品に向き合える。

 追いついている状態で観るのがベストではありますが、映画から入るというのは全然アリだと気づきました。

これからしてみたいこと

原作や前作を観ないでも、まず劇場に行こう

これまで続編物で観たい映画があった場合、まず1をチェックしてから行くことが多かったのですが、チェック出来ずに公開が終了したものも多くありました。

 変に劇場に足を運ぶハードルを挙げず、まず劇場公開を観ることを優先にしようと思います。

 前作はいつでもAmazonPrimeなどで後から見れますので・・・

鬼滅の刃、アニメからチェックしてみよう

鬼滅の刃のアニメはAmazonPrimeなどで会員なら無料で観れるようでした。シーズン1全26話だけなので今から観ても大体11時間程度で完結できるので追いつくことはできそうです。

 映画はあまり説明的ではなかったので、気になる点はありました。

 1.主人公たちはなぜ無限列車に乗ることになったのか

 2.当主様って何者??

 3.何で鬼がはびこってるの?

 4.伊之助はなぜあの恰好なのか

このあたりを確認できたら、期待してます。

原作は今年連載が完結して、単行本も22巻まででているようです。

100巻近くあるようだと読む気は起こりませんが、これぐらいならいいかなと感じさせるボリュームです。

 アニメでも十分興味を持てたら、漫画の方もチェックしてみたいと思います。

 

 ↓AmazonPrimeVideoのリンク

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